愛媛県今治市の過去と現在の写真を橋渡し役にして、異なった世代の人たちが交流するイベント「第1回今治今昔写真会」が29日、市内であった。地元の高校生と高齢者ら計約60人が写真撮影を通して地域の変遷に思いをはせ、現状を見つめ直した。
 イベントは県内外の今治出身者11人でつくるグループが企画。過去の写真と同じ構図で「今」を撮影することで、今治への愛着を深めてもらう狙い。
 同市旭町2丁目の今治地域地場産業振興センターに集まった参加者は、事前に集めた昔の写真など約130枚を基に、今治城周辺や島しょ部などエリア別の6チームに分かれて撮影に出向いた。